岡山のパチンコ店経営の「ゲンダイ」が負債総額200億円で、民事再生を適用したと報道されています。パチンコ業界は、衰退産業のようで、破綻も含めて、業界再編が進むことが想定されます。

しかし、パチンコ業のM&Aが増えていると耳にすることは、当社でもほとんどありませんでした。

パチンコ業界では、パチンコが衰退産業のため、新規事業への進出を試行錯誤している企業が多く、パチンコビジネスを買収するという意欲はあまりないようです。業績の悪い店舗を買収しても、結局、台のいれかえなど投資ががさみます。そうであればいったん店はたたんでしまい、ゼロから新しい店舗を作るケースが多いということで、結果的にM&Aがさかんには行われていないということも納得ができます。

また、日本のパチンコは、表向きには換金行為はないものとされ、グレーな部分もあることから、業界経験の長い方でないと、ビジネスそのものに参加しづらい、という事情もあるのでしょう。

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— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) 2017年1月31日

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