America first, 雇用を国内に呼び、生活保護をなくし、イスラム過激派テロをなくす、とトランプの演説です。

反対デモも大規模で行われています。アメリカの有権者の多くにとっては、貧富の差が大きくなったアメリカ国内のその格差をなくし、不毛な戦闘を続けるイスラム過激派との問題が解決することは喜ばしいことでしょう。

格差をなくすために、関税を強化し、アメリカ国内に産業を呼び込めるものでしょうか。現在の産業界は、世界最適地で生産し、販売をしているはずです。これを政策によって修正することは可能でしょうが、結果として、経済的不合理のツケがまわるはずです。

コストの高いアメリカに産業を戻すことは難しいでしょうが、仮に戻せたとしても、物価が恐ろしく高くなるはずです。

いわゆるインテリ層がトランプを批判している理由の１つができないことをやる、といって国民を騙すな、ということなのでしょう。しかし、トランプが大統領になると真剣に想定できたインテリ層はいないわけで、これからトランプが今までにない政策を実現できないとは限りません。想定は想定として、今後の行方は見守っていきたいと思います。

為替、株については、演説の結果を受けて失望した、想像どおりだったなどの思惑をうけて、想像できない動きをしばらくはしてもおかしくないので、私個人としてはしばらく手は出さないつもりです。

【米政権交代】　「アメリカ第一」　トランプ新大統領の就任演説　全文と和訳（BBC News） – Yahoo!ニュース https://t.co/Y299wxLKgM #Yahooニュース

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) 2017年1月21日

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