トランプ大統領が誕生し、１日が過ぎました。昨日、このサイトでもトランプ大統領とお金の動きをざっくり解説しました。

トランプは米国第一で、それは大きく米国にとってマイナスだという論調が大半です。以下もその論調の１つですが、アメリカに仕事を残し、自分たちが経済的に優位になることが本当にできるのであればよいが、そんな自分勝手なことはできないだろう、そういう論調でしょう。

[FT]トランプ氏の「米国第一」、退廃と衰退の始まり　　：日本経済新聞 https://t.co/HD6sa4LFal

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) 2016年11月10日

それでは、なぜ、そんな大統領が選ばれたのか、理由は色々あると思いますが、この選挙結果をみると一端は見えてきそうです。都市部ではヒラリー、それ以外でトランプが圧倒的に強いです。都市部ではいわゆるグローバル化の恩恵を受けているが、それ以外ではその恩恵は感じられず、もっと自分たちの生活が楽になる政策を求め、強いアメリカ復活を唱えるトランプへ票を投じたのでしょう。これは他山の石とはとても見えません。

日本の政治課題といえば、私は財政だと思っています。しかし、この財政を抜本的に変える政治家は出てきません。これは当たり前で、抜本的に日本の財政を変えるには、増税、公務員大幅削減、政府からの補助金も当然削減、健康保険、年金含む社会保障を大幅削減する必要があります。そんな政策を出す政治家が当選するはずがないのです。

東京株、1092円高＝今年最大の上げ、円は105円―トランプ懸念後退（時事通信） – Yahoo!ニュース https://t.co/YUClN3IPki #Yahooニュース

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) 2016年11月10日

話をお金に戻しますと、昨日は株があがり、円安にふれました。昨日も書きましたが、今は大きな資金の流れに投機マネーが入り、とても素人では想定できない相場、為替の動きが想定されるため、今大きなお金を素人が動かすべき時期ではないと思っています。

しかし、相場が大きく動く可能性のある時期でもあるため、投機と一環としてギャンブル的な資金をリスク承知で動かすにはよい時期でしょう。世界中にはそういった資金も相当あるはずで、それがこの相場を動かす大きな要因になっているはずです。

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