ストライプインターナショナルが、子ども服などのＥＣサイトを展開するスマービー（東京・渋谷）を子会社化すると報道されています。大変申し訳ありませんが、ストライプインターナショナルという会社のことを存じ上げませんでした。 同社のホームページを見ると、２０１４年で連結売上が１，０００億円を超えています。 業績開示として、B/Sが開示されていますが、資本金１億円に対し、利益剰余金が２７０億円弱、無借金経営です。

さらに関連会社も積極的に行っているうえに、次はEC企業の買収を決めました。日本は不景気だ、人口が減っているから、ビジネスは厳しい、M&Aはリスクがあるから、、、と何も決められない企業、経営者が多い中、決断し、結果を残し続けている企業もあります。

おそらくですが、失敗もたくさんあったはずです。しかし、それを反省し、改善をしてこられたのでしょう。それと、皆さんの参考にしていただきたいのはスピード感です。

同社の売上の推移は、HPで分かるだけで、以下のとおりです。リスクをたぶんに含む、M&Aを含めた決断なしにはできることではありません。迷っている、様子を見ている時間はないです、と私はM&Aを決断される方には常にアドバイスを申し上げています。ストライプインターナショナルのよな企業と競争していかなければならないわけですから、当然です。誰が何をして、成功しているのか、失敗しているのか、をよく知っておくことは自身の意思決定をする際にはとても重要な情報になります。そして、M&Aではいくつか失敗は織り込んでおく必要があります。慣れも必要です。いきなり社運をかけたM&Aは望ましくありません。２つ３つ失敗しても、会社が傾かない程度のサイズのM&Aから慣らしていくのがベストです。

考えるだけ考えたら、実行する。これがM&Aも含めたビジネスでの成功要因の１つだと信じています。よい例は称賛し、盗める部分は盗んでいきましょう。

2012年度639億円
2013年度764億円
2014年度826億円(単体)、1,103億円(グループ)

○株式会社ストライプインターナショナル第21期決算公告
http://www.stripe-intl.com/common/pdf/ir201604.pdf
＊＊＊以下、引用＊＊＊

＊＊＊引用、ここまで＊＊＊

ストライプ、子供服通販を買収　ネット強化　　：日本経済新聞 https://t.co/Jqpk1uagYQ

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) 2016年11月1日

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