キリンとコカ・コーラが業務提携の話を進めていると報道されています。ニュースのネタ元のリリースを確認しておきます。 コカ・コーラウエスト株式会社「本日の報道について」http://www.ccwest.co.jp/download.php?key=646&func=1によると、交渉はしているものの、何も決まっていない、というお約束の報道です。

検討しているだけで、誰も喋らなければ、こういった報道になるはずがないので、これも一連のリーク記事でしょう。

それはおきます。この記事ではいったい何をするのか分かりませんが、コカ・コーラはボトラーの統合をすすめて、バラバラであったボトラー各社の再編が進められています。

一方でキリンも破談にはなりましたが、サントリーとの統合を検討したことは周知の事実です。

あらためて清涼飲料業界のシェアを確認しておきます。アサヒ飲料が伏せ字ですが、シェアデータを公開しています。コカ・コーラ、サントリー、アサヒ、キリン、伊藤園の順序です。もし、キリンとコカ・コーラが統合すれば、シェアは圧倒的１位になります。清涼飲料水の業界も価格があがらず、経営効率を徹底的にあげていく必要性が高いはずです。これをきっかけにさらに大規模な業界再編が起こる可能性は起きてもおかしくありません。以下のシェアをみて、読者の皆様も今後、可能性のあるM&Aについて思いを巡らせるのも面白い試みかもしれませんね。

資料：http://www.asahiinryo.co.jp/company/recruit/about/number.html

＊＊＊以下、引用＊＊＊

＊＊＊引用、ここまで＊＊＊

キリン、コカ・コーラと資本業務提携「協議進めている」　　：日本経済新聞 https://t.co/9AKKgAKkwK

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) 2016年10月26日

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