スシローが再上場を準備していると報道されています。株主はファンドです。すかいらーくもこのパターンで再上場しました。マッサージのりらくもアドバンテッジが株を持っています。近い将来、上場か、事業会社への売却を考えているでしょう。

これは、ファンドの眼から見て、株式が正当に評価されておらず、いったん非上場化して正当な価値に戻して、再上場＝上場益をとる戦略でしょう。

すかいらーくにしても、スシローにしても、コテコテの日本の飲食業で外資のファンドがビジネスそのものを短期間で抜本的に変えるのはそう簡単ではありません。

しかし、業務の属人化が通常の日本企業で、業務の効率化、見える化、をすることによって合理的な経営を実現することは外資のファンドにとっては朝飯前の作業でしょう。経営そのものではなく、経営管理を彼らが短期間で徹底し、差益をとっていっています。これは本来は日本のファンドなどがもっと積極的にやっていくべきなのでしょう。

これらの動きをしっかりみておくと、自分たちのビジネスに活かせる部分があるような気がしています。これからも自社のため、みなさんのためにM&A、ファイナンスに関する情報を集め、共有をしていきたいと思います。

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

回転ずしのスシロー、再上場を準備　野村を主幹事に指名　　：日本経済新聞 https://t.co/SsMQFvUjvg

2016/06/08 05:51:18

 

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