サハダイヤモンドの監査人が監査意見を出せないと報道されています。リンク先の記事によると、海外での売上の１２億円相当の資料がでないということです。

この記事だけで、粉飾をしているのか、していないのか、という断定はできませんが、売上の粉飾決算をしようとした場合、海外の売上を使うことはよくあります。

日本ではないので、詳細をつかみづらいから、あるいは新規事業として説明しやすいからでしょうか。今回のサハダイヤモンドでは資料がでないといっているので、仮にこれが粉飾だとしても、素直なほうでしょう。本気で粉飾しようと思えば、契約書、検収書の偽造など普通にします。通常は英語ですが、これが英語以外の外国語であるとさらに危険度はあがります。そもそも英語以外の契約書で、誰が、いつそんな注文を受けたことを決裁したのかも分かりません。当然、入金は遅れていることがほとんどです。仮に入金されていたとしても、これが見せ金でないか、詳細な確認が必要になります。

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

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2016/06/05 03:36:34

 

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