東芝が新たに不正会計で５８億円の修正をしたようです。こちらは金額が小さいため、過年度に訴求せず修正をしたようです。５８億円が小さいかどうかは、こちらの業績の推移をご覧になり、みなさんでご判断いただければと思います。

今回、この修正について公表をしなかったことが明らかになったようですが、理由が広報部門に情報が行っていなかった、ということです。

これだけシリアスな状況の中で、これが通ってしまうというのは、根本的な社内の雰囲気が変わっていないのではないでしょうか。上場廃止なのか、法的整理なのか、分かりませんが、きっちりした形で再スタートを切るべきかもしれません。明らかに東芝が変わった、と分かる形でないと根本的には変われないのかもしれません。JALも法的整理して、社員の危機感は変わりました。郵便局の窓口対応が劇的によくなったのは、民営化がきっかけでした。

上から下まで、本気で変わるためには、形のうえでも「変わる」必要があるかもしれません。

もちろん、今東芝の担当者はミスは当然起きうるほどの業務をこなしていると思います。しかし、そこで、こんなに忙しいのだからやむを得ないだろう、と仮に考えてしまうとすれば、その発想自体が変わる必要があると思うのです。

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

＜東芝＞新たに不正会計５８億円　決算修正公表せず（毎日新聞） – Yahoo!ニュース https://t.co/nHe6TYMiRi #Yahooニュース

2016/03/15 21:26:46

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

東芝、不適切会計で再発防止策　「改善計画・状況報告書」発表　　：日本経済新聞 https://t.co/xp37Wfqs4w

2016/03/16 06:09:36

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

東芝、新たに不適切会計発覚　７件で計58億円　：日本経済新聞 https://t.co/81ifXsGtqW

2016/03/16 06:09:05

 

本誌は、M&Aを売り手、買い手、アドバイザーが三方良し、となるのが当たり前の世界の実現を目指しています。そのためには当事者が正しい情報を得て、安心して相談のできる場が必要です。その実現に向けて本誌は、日本M&Aアドバイザー協会で、以下のサービスやセミナーを提供しております。