国民保険、健康保険とも大赤字の状況です。これを補填するためには国から補助が出されていることでしょう。いつまでもこの状況を続けるわけにはいかず、保険料が増え続けています。

国民皆保険。ものすごい素晴らしい制度です。外国人はこの制度を聞くと驚きますし、何と素晴らしい制度なのか、と感嘆します。しかし、財源が追いつきません。経済も人口も右肩上がりの時期にしか、維持できない仕組みなのでしょう。

そもそも保険はリスクに応じて保険料が設定されます。若い人は安く、そうでない人は高くなります。生命保険と同様です。そして、リスクに応じた生命保険や損害保険の企業は民間で維持され続けています。大きな変化として、保険料をリスクに応じて徴収するように変化せざるを得ないでしょう。それであれば、民間に委譲できるはずです。

その事により、医療を受けることができない方が増えることは予想されます。こちらをフォローするセーフティーネットを作ることが必要でしょう。言うは易しですが、それ以上に赤字垂れ流しの状態を維持できるはずがありません。事実から目を背けることなく、対応策を真摯に議論し、実践していくことがこの件からもますます重要になってきていることは言うまでもありません。

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

国保赤字３５８５億円　２６年度、高齢化で拡大 – 産経ニュース https://t.co/Uqepe3do8u @Sankei_newsさんから

2016/02/10 05:42:31

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

健保財政、２７年度も赤字見通し…平均保険料率、初の９％超 – 産経ニュース https://t.co/U7228lfnWE @Sankei_newsさんから

2016/02/10 05:51:34

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