シャープの再建を革新機構が主導で大筋合意されていると報道されています。日本の技術を守る、という理由はわかりますが、経済合理性をどのように検討しているのか、はっきりしない部分が気になります。

というのも鴻海が6,250億円での買収を提示しているからです。

2015年１月21日終値ベースでシャープの時価総額は2,200億円です。これの３倍を提示している企業を、技術流出という理由だけで拒否してよいとは思えません。もちろん金額だけで交渉は決まりません。しかし、この条件を断るのであれば、鴻海に買収されるべきではない理由が必要です。特に国を資金を使うとなればなおさらです。一般事業会社であれば理由はなんであれ、最終的には株主を含めて自分たちが責任をとらなければなりませんが、国が介入するとなると話は違います。国家財政が火の車であることは、常に忘れてはいけないとても重要な事実だと思います。

○ヤフーファイナンス
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=6753.T
＊＊＊以下、引用＊＊＊

＊＊＊引用、ここまで＊＊＊

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

鴻海、シャープに6250億円の買収額提示＝関係筋 https://t.co/vBB7jKb0uR @WSJさんから

2016/01/22 06:59:40

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

シャープ再建、革新機構主導で大筋合意　　：日本経済新聞 https://t.co/lDcdoG6oYw

2016/01/22 07:06:07

 

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