セーラー万年筆の現社長が退任し、新社長になった一方、現社長が社長解任を法的に無効だと主張していると報道されています。

セーラー万年筆の社長は元大蔵省のキャリアのようです。同社の業績は振るわず、過去３年間の業績は以下のとおりでした。赤字続きですが、純資産がかなり増えています。どうやらライツ・オファリングによる増資をかけたようです。なお、ライツ・オファリングについては、こちらをご参照ください。

この増資により、当面資金は持つかもしれませんが、業績悪化が続いているのは間違いありません。また、新社長の比佐泰氏は管理部長で、多くの場合、管理部長が社長につくのはトラブルがおきて、当面
、当たり障りのない管理部門長が採用されることが多いのです。セーラー万年筆の内幕は分かりませんが、社長が解任され、それが無効である、と内輪もめをしている場合ではないことは間違いないのではないでしょうか。

○ヤフーファイナンス
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＊＊＊以下、引用＊＊＊

＊＊＊引用、ここまで＊＊＊

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

セーラー万年筆社長に比佐氏　中島氏は無効主張　　：日本経済新聞 https://t.co/VWy6Eg6EIL

2015/12/13 06:24:30

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