AppBankの元役員が横領の疑いがあり、被害額は１億４千万円だと報道されています。４年間にわたる不正で、経理担当役員がやったようですが、前期末で純資産が４億円の会社であれば、仮に架空の経費を使って処理をしていたとしても、経営者が気づかないといけない規模ではないでしょうか。

なんでそんなに経費かかっているんだっけ？とか、なんでそんなにキャッシュが減っちゃっているの？という素朴な疑問が取締役会でもあってしかるべきではないでしょうか。

実態は分からないが、経理担当役員に丸投げで、他の役員が無関心であればこういった事態は生じる可能性があります。経営者はすべての業務の専門家である必要はありませんが、自身の専門でない領域にも素朴な疑問を呈することのできるレベルの知識は必要です。

不正会計については、何かの形で自分の考えをまとめないといけないと感じています。

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

AppBank、元役員が横領の疑い　被害1億4000万円 – ITmedia ニュース https://t.co/spYcc47Ddj

2015/12/11 06:28:55

 

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