ユニクロの持株会社であるファストリテイリングが社債で2,500億円を資金調達をする。財務状態は極めて安定しているので、格付けも高く、低金利で資金を集めることができる。

一方、投資家目線でいうとユニクロというよく知っている企業の社債を、銀行金利よりは高い利息で資金を出せるので、人気が集まるだろう。社債の発行には手数料もかかるが、2,500億円調達できれば、十分元はとれるだろう。

このパターンの資金調達は、ソフトバンクもよく行っている。B2Cで消費者がよく知っている企業だと、一般投資家から資金を集めやすい。

そしてグローバル展開をしている企業は金利が高くとも、世界各地で社債も含めた資金調達を行っている。為替の問題、グループファイナンスの適正化などクリアすべきことが非常に多い。それだけにファイナンスの専門家が必要になるわけだ。

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

ファストリ、初の社債発行　最大2500億円、資金調達を多様化　　：日本経済新聞 https://t.co/SigmFqrtEp

2015/10/30 06:27:28

 

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