GEとVW（フォルクス・ワーゲン）がリース会社の売却をしている、またはすると報道されている。GEについてはこのブログでもすでに述べたが、特に自動車産業ではリース業が非常に収益性が高く、儲かる部門なのだ。

その儲かる事業を、GE、VWが売りに出すというのは何らかの背景があるはずだ。世界的に金利が低くなり、将来の収益性に不安がある、というのが一番考えられる可能性があるだろう。あるいは、貸し手がより新興国へ増えていくために、金利は高いが、為替の影響が大きくなる、あるいは貸倒れのリスクが高くなることを懸念しているということもありうる。

あるいは金融業への規制が強まり、収益性が悪化する可能性もあるだろう。

いずれにしても、これだけの企業が揃って同じ方向に動くということは何かの理由があるはずだ。その背景をしっかりと捉えていく、そういう考え方が将来を見通す力につながっていくはずだ。

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

フォルクスワーゲングループ、合弁リース会社を売却 | レスポンス http://t.co/nqiZo7suju @responsejpさんから

2015/07/29 06:25:36

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

ＧＥの北米鉄道車両リース売却、三井住友銀が入札に参加へ – 産経ニュース http://t.co/splMmXdFFb @Sankei_newsさんから

2015/07/29 06:25:54

 

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