官製相場への不信もあり、上海株が急落していると報道されている。官製相場という意味でいえば、日本株も同様だろう。

現在、日本市場には年金が大きく投資をしている。以下がGPIFの資料だ。

http://www.gpif.go.jp/operation/state/pdf/h26_q4.pdf

上記の３ページに以下のようなポートフォリオの変更がある。

＊＊＊以下、引用＊＊＊

＊＊＊引用、ここまで＊＊＊

１２％から一気に２５％を国内株式で運用することになった。
このGPIFの資産規模は１４０兆円以上。１３％は２０兆円近くとなる。
この規模の投資が国内株式に振り分けられたわけだ。

このことを知った投資家は株があがることを見越して投資をしているだろうから、現在の株高があるといってよい。政策として、株価をあげる目的を前提とすれば悪い施策ではない。しかし、長い眼で仮に実態と株価が一致していなければ、暴落は当然ありうる。

中国のことを他山の石とせず、自分事として１つ１つ丁寧に考えていくことが重要であると気付かされる報道の１つだった。

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

官製相場、拭えぬ不信　上海株急落　　：日本経済新聞 http://t.co/uDCIFhepjv

2015/07/28 06:46:33

 

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