IMFがギリシャから返済期限が到来した債務が返済されていないと声明を出したと報道されている。
とうとう、債務不履行＝デフォルトとなった。

借金を返せなくなると、当然のことながら新規の借金＝国にとっては国債の発行ができなくなり、借り換えでお金を返せなり、国を運営する資金が調達できない、という状況になる。

この問題を解決するには、国のコストを徹底的に削減するだけでは足りず、これまで借りてきた借金をチャラにしてもらう必要がある。国債を持っている債権者はそれがチャラになる。これがもし、日本で起きれば、銀行や生命保険がその多くを国債で運用しているが、この価値がなくなってしまうことになる。結果として、生命保険は保険金や返戻金は大幅に減る、また銀行への預金もほとんど価値がなくなってしまう。そんなことが今ギリシャで起こっているわけだ。

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

ＩＭＦ、ギリシャ債務「返済されていない」と声明　　：日本経済新聞 http://t.co/FvWn6zo3UJ

2015/07/01 08:57:30

 

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