ミクシィの業績がとんでもないことになっている。同社の決算短信を引用しておこう。売上１０倍、営業利益１００倍以上となっており、これはモンスターストライクのヒットによって起きた。こういったメガヒットを出すことは本当に素晴らしい。しかし、この業績を維持するには同クラスのヒット作を出し続けなければならず、これはとんでもなく大変な作業だろう。

正直、このレベルでは経営管理の徹底によって業績を安定させることはできず、当たるか当たらないか、という博打を打つ感覚での経営をせざるを得ないだろう。

ここで気になるのは、経費も相当増えていることだ。内訳を見てみると、TV宣伝等に使う広告宣伝費が９７億円、決済手数料が約３３２億円で、おそらくはこれはアップルやグーグルなどのプラットフォームを持つ企業への支払いだろう。

こういったビッグ・ヒットを持つミクシィのような会社が出てくると安定的に手数料を稼ぐアップルやグーグルがいる、という構図になる。モンストはすごい。しかし、こういったメガヒットゲームを世界中に提供するプラットフォームをもつ企業はもっとすごいことを改めて認識せざるを得ない。

○株式会社ミクシィ 平成27年３月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1242037
＊＊＊以下、引用＊＊＊

＊＊＊引用、ここまで＊＊＊

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

ミクシィの今期、「モンスト」効果続き売上高・利益とも大幅拡大へ – ITmedia ニュース http://t.co/noisSDvtvt

2015/05/13 06:19:15

 

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