今日、ほぼすべての新聞媒体で、サントリーが新発売したレモンジーナが２日間で年間売上目標の１００万ケースを超え、１２５万ケースを販売したことにより、生産体制が追いつかず、しばらく生産を中止するという、という記事を目にした。

レモンジーナについては以下を参照いただきたい。オランジーナのレモン版といったところのようだ。
http://www.orangina.jp/lemongina/

それにしても、これだけ多数の媒体で取り上げられるほどのニュースバリューがあるものか、というほど、私がチェックしているニュース媒体で取り上げられていた。おそらくサントリーの広報活動の一環で、各メディアに情報提供をしているのだろう。

もう１点、年間販売目標が１００万ケースといっているのに２日で１２５万ケースを販売している。年間１００万ケースが目標なのに、すでに１２５万ケース製造し、販売したのは、そもそも目標が１００万ケースではなかったということの証明といってよいだろう。かなりの作り溜めをしていたはずだ。この後、製造体制を整え、一気に拡販を狙っているのだろう。ちなみに、オランジーナは2012年で９００万ケースを販売していることから、実際の目標は４００－５００万ケースなのではないだろうか。

それにしても、したたか、かつレベルの高いサントリーの広報、マーケティングの一端が垣間見えるニュースだった。

○「オランジーナ」160ml缶 新発売
http://www.suntory.co.jp/news/2013/11659.html
＊＊＊以下、引用＊＊＊
「オランジーナ」は、昨年3月の発売以来、その爽やかなオレンジの味わいとオレンジピールエキス由来の自然な苦味にご好評いただいています。2012年の販売実績は当初計画の200万ケースを大きく超える900万ケースを達成し、果汁入り炭酸飲料を代表するブランドとなりました。
＊＊＊引用、ここまで＊＊＊

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

「レモンジーナ」販売を一時休止　２日で年間目標超す　　：日本経済新聞 http://t.co/Q5IeSDfbKf

2015/04/02 06:00:45

 

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