グローバルアジアホールディングスが粉飾決算の対象となっている。記事によると、以前にもいわゆる見せ金をやっており、粉飾決算の実績がある。

今回も同様に資金調達後の資金が流出しているようだ。今回は強制捜査もはいっており、粉飾、不正の証拠が出た場合には、タダではすまないだろう。

こういった事件はほぼ内部告発で発覚する。社内でいつまでこんなことを続けるのか、という良心を持っている方の告発で発覚するわけだ。

さらに、グローバルアジアホールディングスのリリースを確認すると、こんな中約１億円の第三者割当増資を行っている。引受るのは、ロゼッタホールディングスという会社で債務超過の状態のようだ。背景は分からないが、かなり不安を感じてしまうリリース、行動ととらえる投資家が多いだろう。

もう１点、不安な点がある。この増資にあたり、増加する株式数を１桁間違えて後日、訂正している。よほど社内でこういった書類のチェックする人員が不足している、ということを示していると考えざるを得ない。

○「第三者割当による新株式の発行に関するお知らせ」の一部訂正について
http://pdf.irpocket.com/C3587/QPg3/Clti/j05F.pdf

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

飲食事業のグローバルアジア、粉飾決算か　監視委が強制調査　　：日本経済新聞 http://t.co/4S804gkmaJ

2015/03/19 06:35:21

 

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