IFRS適用企業が２月末で85社となり、100社が見えてきた。一方で海外M&Aが円滑になると報道されている。まず上場企業が3,500社あることを知っておく必要があるだろう。100社はまだ100／3,500にすぎない。必要にかられている企業はすでに適用を開始しているわけで、強制適用を急ぐ必要はないはずだ。

そしてIFRSを適用すること＝海外M&Aが円滑になる。というのは追加説明が必要であろう。
IFRSを適用している国の企業を買収するとなれば、統合後に会計基準が一致していないと管理に工数がかかること、またIFRSを適用するとのれん定期償却する必要がないことが原因となっているわけだ。

のれんを定期償却しない場合の弱点はこのブログで既に述べたので、参考にしていただきたい。

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

国際会計基準100社超へ ２年で４倍、海外Ｍ＆Ａ円滑に　　：日本経済新聞 http://t.co/eHeMyB8Ns8

2015/03/04 06:32:02

 

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