ムーディーズが日本国債を１段階格下げしたと報道されている。まだ、シリアスな格付けではないが、日本の信用力が落ちていることを示している。

この理由は私は総選挙にあると考えている。東洋経済オンラインの記事では、ムーディーズの格付責任者が、消費税の増税を先送りしたことを１つの原因としている。

今回の衆議院解散は消費税増税の先送りは１つの大きな論点となっている。要するに今、そんなことをしている場合ではない、とムーディーズから言われたようなものだ。

消費税増税をしたいですが、したくないですか、と国民に問えば、それはしたくないというのが人情だろう。しかし、政治は現在の状況を客観的に見ながら悪いところは直していかなければならない。最大の問題は1,000兆円を超える国家債務だ。これから医療・介護にますますお金がかかるなか、それを消費税の増税で賄おうとしたわけだ。それを直前でお茶の間感覚でひっくり返そうとしているのだから、まともな外国人から見れば、？？？？でいっぱいだろう。目先、容易な途をとれば必ず将来にツケが回る。これができるのは強いリーダーしかいない。私たちの選挙は将来を作り上げてくれるリーダーを選ぶためのものであることは忘れてはいけないし、諦めてもいけない。

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

ムーディーズ、日本国債を１段階格下げ http://t.co/EJ4Z6EOXgM @cnn_co_jpさんから

2014/12/02 17:56:37

 

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