ジャパンケーブルキャストの上場承認が取り消したと報道されている。理由は、コンプライアンス上の問題があり、確認に時間を要するためということ。

すでに東証の新規上場リストから削除されているため、財務状況等が分からない。

会社概要にも資本構成が掲載されていないが、役員紹介によるとスカパーからの出向がきっかけでジャパンケーブルキャストの役員になっていることが分かる。

東証のリリースでもジャパンケーブルキャストのリリースでもそれ以上の情報がとれないため、詳細が分からないが上場直前でコンプライアンス体制が原因で、承認が取り消されるのは普通では考えられない。コンプライアンス体制については、事前に審査を十分にしているからだ。そうなると、上場できないコンプライアンス上の問題が実際に発生している、とみるのが自然だと思うが、これについては今後の推移を注視していくしかない。

こういった事件を興味本位でみるのではなく、事実を捉え、原因を究明しておくことによっていざ自分が同じような立場になったときの判断基準となるはずだ。

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

東証、ジャパンケーブルキャストの上場承認を取り消し　　：日本経済新聞 http://t.co/DTCNlpoEWR

2014/06/10 15:48:24

 

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