JR九州がドラッグイレブンを買収した後の統合の苦労が記事になっている。M&A後の苦労実話はとても貴重なので、ぜひご覧いただきたい。

新規事業を目的としたM&Aは苦労は当然あるが、どの企業もJR九州ほどの人材がいるわけではない。この苦労を少しでも減らすため、今、おすすめしたいのはM&A業者などからの持ち込み案件から、買収先を探すだけではなく、これと並行して自社でも買収可能先のリストアップ、捜索を業者との連携を含めてはじめて行く積極的なアプローチだ。

M&Aは目的ではなく手段のはず。そもそも何かを補いたいからその手段としてM&Aがある。目的がはっきりしていればM&Aをしたあとに何をすべきかははっきりする。受け身のM&Aでは、その後に何を具体的にすべきかを買収後に考えることになる。これがM&Aの効果がでない、あるいは効果を出すのに時間がかかる一因であることはよく知っておいていただきたいポイントだ。

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

【九州の礎を築いた群像　ＪＲ九州編（９）多角化編（３）】「一から教えて」土下座行脚だった初のＭ＆Ａ、ドラッグイレブン買収 – MSN産経ニュース http://t.co/yabMztNrZN

2014/03/12 13:28:08

 

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