政府のコロナ対応には不満を多いのですが、補助金、制度融資など、かなり政府からのサポートはあり、それに伴い、国の借金は増えています。

直近では１，２００兆円となっており、GDPの２倍をとっくに超えています。

これがどんな意味なのか、整理しておきましょう。

GDPとは国内総生産のことを言います。日本のGDPはおおよそ５００兆円くらいです。
正確ではありませんが、イメージとしては日本という会社の売上が５００兆円くらい、と思っていいただいてよいでしょう。

そして、国の歳入、これを国の利益だとすると、税収になります。税金の収入ということになりますが、これがだいたい５０−６０兆円くらいです。

これらの数値はネットで検索すればすぐに見つかります。

そうすると日本という国は、企業に例えると売上の２倍以上、利益の１０倍程度の借金を抱えているわけです。
厳密には利益といっている税収は、全部使われてしまいます。それでも全然足りなくて、借金が増えている状態なのです。

国がどうこういう前に、基本的な数値やデータを抑えて、それがどんな意味なのかを自分に腹落ちさせておく、という基本動作は誰にとっても大切なことだと思います。

岸田新政権、成長呼ぶ財政が急務　規模ありきの予算懸念: 日本経済新聞 https://t.co/rJAkf0KPuC

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) October 3, 2021

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