スカイマークが再び中小企業になるということです。

４０億円の資金調達をし、資本金を１億円未満にし、税務上の中小企業になるという報道です。
資本金１億円未満にすると税務上優遇されます（たとえば→https://advisors-freee.jp/article/category/cat-big-04/cat-small-11/8049/）。

以前、シャープが同じようなことをしようとして、世論の反対を受け、とりやめたことがありました。
https://www.sankei.com/article/20150513-LT73G75UIJPHZA4HYUQ37PNNYU/

今回はそのような動きがないのですが、決められた法律のなかで活動することを反対意見で止めることは避けなければいけません。法治国家の基本を妨げることになってしまいます。

これがおかしいと思ったら法律を変えさせることです。それこそが立法府である国会の役割です。
ゴシップについて追及するのが国会ではないのです。気に食わなければ、選挙で選挙権を行使するべきです。

国会は立法府で、変な法律があればここで変えてもらわないといけない。その視点で国会議員を選ばないといけない

いまさらではありますが、あらためて選挙に参加することの重要性については認識をしたいところです。

今回のスカイマークの減資について変な世論が構成されないのはよかったと思いますが、関心が少ないのはすこし心配でもあります。

スカイマーク、再び「中小企業」に：日本経済新聞 https://t.co/9pn8dnxmhS

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) August 26, 2021

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