昨日から香港に来ています。今日、明日は中国国内にはいって深セン、東莞にいってきます。昨日は、香港でビジネスの長い方にいろいろ街とお金の流れを聞かせていただきました。

とにかく、スゴイ数の中国人の方が高級ブランドを買いに来ています。ヴィトン、プラダ、エルメスのような店は行列で入場制限。彼らにインタビューすると、中国国内では偽物を掴まされる可能性が高いので、香港などで買い物をするそうです。以下はアップルストアですが、サイズも大きいですし、すごい人数がお店にいます。

近隣を歩いていると、多くの方がお店のペーパーバックをもっています。これは実際にお店で買っているということ。小売が大盛況なわけです。その結果、不動産も高騰しているということです。

 

そして、香港、中国の富裕層は投資先に苦しんでいるということです。香港はもうすでに不動産が高騰してしまって、まとまった投資をすることができないということです。日本の不動産は彼らにすればタダみたいなものだ、ということなのですが、外国人が買おうとするとかなりいろいろな障壁があるそうです。たとえば海外に住民票を移してしまうと銀行で借入ができないとか、要するに外国から資金を受け入れる体制がないということです。これは日本人として大きなビジネスチャンスになるよ、とアドバイスいただきました。

１年で２倍に不動産がなってしまうような国なので、リターンも相当なものが求められますので、簡単ではないですが、誰に何を売るのか、というマーケティングの基本に戻ってビジネスを考える必要があると再認識しました。

もちろん、この富裕層もM&Aの買い手には十分になると思います。来月、インドネシアにも行く予定ですので、色眼鏡なしに勢いのあるビジネスをみてこようと思います。 

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