日本のヤフーはこれまでヤフーの商標を利用するためにロイヤリティを支払い続けていました。少し古い情報ですが、2016年には売上の3％、年間100億円前後の支払いだったということです（https://www.nikkei.com/article/DGXLASGM25H8C_V20C16A7FFB000/）。

これを1,700億円で買い取ったわけです。安くはない金額です。

一方で、ヤフーブランドを今一番使いたいのはどこかと考えると、本誌は「ヤフー銀行」なのではないかと思っています。もともとジャパンネットバンクですが、これがペイペイ銀行に名称を変更しています。ペイペイが壮大なキャッシュレス社会を狙っているのではないか、ということは本誌でも何度が述べていますが、そこに日本国内で、「ヤフー」ブランドが使えることは大きいです。

ヤフー銀行
ヤフーペイ

この導入による効果を考えると1,700億円の対価は決して高い買い物ではない、と思うのです。

日本のヤフー 社名のブランドの商標権 1700億円余で買い取り | NHKニュース https://t.co/QgmAv7gnC2

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) July 5, 2021

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