２０年度の税収が６０兆円を超えて、過去最高になったそうです。

？？？？？でしょう。
コロナで業績悪いんじゃないの？ということです。

記事によると、コロナの影響で業績のあがった企業が納税額を増やしたということもあるということで、これも事実でしょう。

さらには、補助金の影響です。補助金は企業によっては相当手厚く出していますから、これで黒字を確保した企業も少なからずあるという見方です。これもまあよいでしょう。

実際には前年比でいうと消費税が２．６兆円増えており、消費税増税の影響です。これが真実と言ってよいでしょう。

問題は支出です。６０兆円の歳入に対して、歳出は一般会計で１５７億円です。特別会計（https://www.mof.go.jp/policy/budget/topics/special_account/fy2018/4kuninozaiseikibonimikata.pdf）もあります。

まったくもって大赤字も甚だしい状態が続いています。
今はそれを考えても仕方がないとも言えます。しかし、資金は無尽蔵に湧いてくるものではない、実態を日本国民が理解しておくことはいつでも重要なことです。イメージだけでなく、データで物事を抑え、判断していきましょう。

新型コロナ: 国の20年度税収、コロナ禍でも過去最高　60.8兆円に: 日本経済新聞 https://t.co/v6TirOEJIF

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) June 30, 2021

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