アメリカではワクチン摂取をあらゆる手段で拡散し、７月には飲食店も含め通常な状態を目指しているということです。隣国であるメキシコではワクチンの摂取が進んでおらず、富裕層がアメリカにワクチンを打ちに来るというワクチンツアーも注目をされているということで、もうメチャクチャです。

この施策にリスクはあることは間違いありません。ワクチンは壮大な治験をやっているなどと揶揄されることも多い。

しかし、今、経済、健康を両立した回復をさせるのは、ワクチンしかないはずです。
あるいは集団感染でしょう。ソーシャルディスタンスを守っていても、問題は解決しません。

もしかするとワクチンの副作用が大きいかもしれない。たしかにそうです。不幸にもその確率にあたってしまう可能性も高いです。しかし、私たちは常にリスクと隣り合わせです。乗っている電車が事故になる可能性もありますし、天災のリスクも低くはない。その中でどんな判断ができるのか。

確率論だけで生きていてよいはずはありません。しかし、全体像を見渡したなかでの解決策を出し、それをフォローできるような体制にならないと問題は結局解決できません。強制力がないから、日本は動かない？それは嘘でしょう。

だって緊急事態宣言で明らかに人の流れが変わる国なのです。

個別最適だけでなく、全体最適を見る、ということを身に着けていくことが、広い意味での問題解決をするために必要なことですし、その考え方を理解できる人々を増やしていく、という教育が求められているのだと思います。

新興国不安、米回復で増幅　債務増大がアキレスけんに：日本経済新聞 https://t.co/7Ta7J84E8A

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) May 19, 2021

ワクチン目当ての米国観光、活発に　外国人客にも提供：日本経済新聞 https://t.co/yKpAzhrjMd

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) May 19, 2021

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