元中日、楽天の山崎氏がなぜか日経新聞の記事で、コロナの影響で試合数、動員数が減少していて、メジャーでは契約条件が厳しくなっているなか、日本の球団は楽天に戻る田中マー君を始め、大判振るまいをしているが、球団経営は大丈夫なのか？と心配しております。

たしかに田中マー君は９億円の年俸ということで、心配にもなりますが、楽天グループの業績（https://corp.rakuten.co.jp/investors/documents/results/）を確認しておきましょう。直近の９ヶ月累計で、売上は１兆円以上ありますが、純利益は８００億円近い赤字です。厳しいのは、本業である楽天市場、また楽天球団を含むセグメントも赤字転落しています。さらに楽天モバイルが大赤字です。唯一、フィンテック事業（証券、銀行など）だけが利益を稼いでいる状態です。

ここにマー君の９億円が乗ると影響はなくはありませんが、売上、赤字とも大きすぎ、大勢に影響はないレベルといってよいでしょう。

ちなみに、山田、小川、石山の残留を成功させたヤクルトは、売上こそやや落としているものの、９ヶ月累計で営業利益を４００億円以上出しており（https://www.yakult.co.jp/company/ir/finance/results/pdf_tanshin/21_03_tanshin.pdf）、盤石です。

まさかの大盤振る舞い　球団経営は大丈夫か？：日本経済新聞 https://t.co/M1VEAQTRXW

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) January 30, 2021

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