IFRSの導入作業を延期する記事が日経に掲載されています。

KDDI、ニコン、資生堂がスケジュールを見直す、ということは早期準備する理由がないということでしょう。資生堂は中国を中心としてかなり積極的に海外進出をされていますが、IFRS＝海外からの資金調達、という流れがないため、急ぐインセンティブがないのが実情だと思います。

したがって、やるべきは海外からの資金を日本に呼びこむための体制づくりであり、その体制の元ではIFRSが必須なのは自明ですから、この記事で取り上げられているような企業はほっておいてもIFRSの導入はするはずです。そもそもなんのためにやるんだっけ？という基本的な質問を忘れてはいけないと思います。

○ ＩＦＲＳの導入作業、資生堂など先送り検討　大手商社変更せず 
　記事へのリンクはこちら（日経新聞）

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