孫さんが、13歳のアイドル 藤波心さんのブログに同意していた。
ブログの内容は、特に女性を中心とした多くの方が不安に襲われていて、報道その他へどういう気持ちを持っているかはっきりと述べられている。

特に小さい子供を抱える家庭は子供への放射性物質や地震に対する恐怖など、心配することが多い。

私は、冷静に政府報道や直接話を聞く機会を得られる大前さんなど信頼できる筋の話、そして情報を整理し、水道水は大人の健康に問題ない、などというように判断、行動をしているが、むしろそんなのは例外なのだと思う。これまでの経験やビジネス、そしてビジネススクールでも鍛えられ続けているので、いつでもそうやって意思決定をしないとやっていけないし、直接の被害を受けていない地区で生活をする私たちが経済活動をとめるわけにはいかないと考えているからだ。

しかし、そんな情報もとれず、日々子供の面倒を見る、そして自分の将来を不安視する人々にはまず、共感、そして安心感を与えることが大切だ。枝野官房長官はこの限られた中でスポークスマンとしてよくやっている。しかし、それよりも今大切な「共感」はリーダーが発するしかない。

石原都知事が原発の消火、放水に参加した消防隊に涙したのは、「共感」だ。消防隊のメンバーがトップの理解があるからがんばれる。都知事は上からモノをいいつけるだけの政府とは大違いだ、というコメントが耳に残る。

「共感」「安心」危機状況下においてリーダーに求められる重要な要素だ。 

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