日本国内をとりまく環境は、民主党の迷走、まったく改善のみられない財政状態、そして一部収益をあげている企業は海外の主に新興国向けビジネスが大きな収益源になりつつあるなど、相変わらず厳しい。

そんななか、このままではダメだ、何かを変えなければならない、と想う人々が増えてきている。これはとてもすばらしいことだ。

やる気のある人の場合、とにかくやらなければならないことを見つけるために、人に会ったり、勉強を必死でやる。そうすると、何にも考えていなかった自分が恥ずかしくなるほど、すでにいろいろな取り組みを始めている人たちに出会うことになる。

ここでまず「焦る」、そして場合によっては「暴走」することがある。要するに頭でっかちになってしまい、自分が何かすごくなった気になる。そして、この惨状に気づいていない人を馬鹿にするようになる。

何かに気づいたときにまず大切なことは、「自分ができるようになること」だと思う。日本がまずいと思うのであれば、自分がそれを防ぐ、あるいは日本が復活するために自分がリーダーシップを発揮して実際の行動と結果を示すことだ。

そして、次に大切なのはそれを「広めること」。自分１人でできることは本当に限られている。自分ができるようになった後はそれを多くの人に伝え、拡散していく必要があると思う。

この２つはいわゆる「お勉強」の結果、わかった気になっているだけでは容易に実践できるものではない。

私もまだまだまだまだまだまだまだまだまだやるべきことがある。自分への戒めの意味も込めて。

思い込みだけでは何も始まらない。目標を大きく持つことはとても大切。しかし、目標との差異が大きければ大きいほど、目標に向かって明日何をすべきか、を考えることはとても大切。せっかく想いを持ったなら、気合いをいれて形にしていくことが大切だ。 

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