平成22年12月22日ASB公開草案第45号「四半期財務諸表に関する会計基準（案）」及び ASB適用指針公開草案第42号四半期財務諸表に関する会計基準の適用指針（案）」等が公表されました。

https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/documents/exposure_draft/shihanki-s/

詳細は新日本有限責任監査法人のサイトがよくまとまっていますので、ご参照ください。

http://www.shinnihon.or.jp/corporate-accounting/accounting-topics/2010/2010-12-24-01.html 

１Q、３Qのキャッシュ・フローを任意開示にする、BS、PLは累計のみの開示でよく、３ヶ月数値は任意開示となっています。
また注記についても、簡素化が予定されています。IFRSとは真逆。

開示を簡単にするとか、複雑にするというのは本質ではなく、要するに資金調達のチャンスがおおきいか、小さいかというのが問題であり、チャンスが大きければ多少の手間は厭わずに開示をするに決まっています。チャンスを広げることを日本のマーケット関係者があきらめたとすれば、こういった規制緩和というか、ごまかしというか、という点は理解できます。
 
企業の立場にたてばコストばかりかかって、資金調達なんてできそうもなかったら、金をかけてやる気などおきないにきまっています。 

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