3,400万円の脱税が記事になっていました。もちろんいけないことですが、この記事にわかりやすい会社資産の横領手口が説明してありましたので、以下のリンクからぜひご覧ください。

https://www.asahi.com/articles/photo/AS20201216002596.html

会社に第三者から発注をします。これを通常価格より高い値段にしておきます。本来5,000円のものを10,000円で買うイメージです。そして実際に10,000円を第三者に払います。

その後、協力者である第三者へ手数料を落とし、キックバックを受けるというものです。

今回の脱税の場合は、会社の社長にキックバックされていますが、これが従業員である場合には単純な横領になります。この場合、資金のやり取りはありますし、契約書などの資料もありますので、比較的わかりづらいのです。

なんでそんな高い金額で取引してるんだ？という目利きが効かないと防げません。したがって海外の子会社、立ち上げ時にはローカルスタッフによくやられてしまう典型的なパターンです。

非常にわかりやすい図なので、有効活用して、基本的な会社資産の横領手口を理解してしまいましょう。

3400万円脱税容疑　下請け水増し、電気工事業者告発：朝日新聞デジタル https://t.co/ks1iDxZ6KI

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) December 16, 2020

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