最近、かなりいろいろな情報に触れるようにしていたが、何となく物足りないというか、しっくりこない気がしていた。 思いついたのは、情報を流していたこと。目にする情報は多くても、しっかりと読み込んで、自分で考える部分を流しがちだった。大きな反省。 さっそく田母神氏論文問題が何か変な形でとりあげられていて気になっていたので、原典にあたってみた。するとなぜかアパホテルのHPに全文が掲載されていた。

http://www.apa.co.jp/book_report/images/2008jyusyou_saiyuusyu.pdf 

あのオバサン社長のご主人だと思われるどうもアパホテルのCEOが現代社会へのいろいろな考えをもっていたらしく、懸賞論文を募り、その最優秀論文に例の論文が選ばれていた。 こういう意見をもっている防衛省の人間がいてもいいと思うし、言論は自由だ。しかし、なぜ責任ある人間が、一般企業主催の論文大会に、公職をなのって賞金までとっているのか、という点は大きく疑問である。しかし、例のごとく報道は何を論点としているのか、さっぱりわからない。そしてたかたが９ページの論文にもかかわらず本文へのリファーのあるものはほとんどなし。田原総一郎さんは内容に検討をふれつつ、現代版のクーデータの可能性を指摘はしていた。

http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20081113/112209/

気になったニュースは自分で原典に戻って、確認、そして自分の意見を整理しておかないと、自分がその立場になったときのためにならないし、ニュースをなぞった内容のないトークの材料くらいにしかならない。

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