今日の日経ニュースで次のような報道がありました。

中央青山、カネボウ粉飾で逮捕の会計士ら実質除名処分

他の報道によると、１９９９年くらいから粉飾を知りつつ、適正意見という監査報告書を出していたとのことですので、まあ当然でしょう。

しかし、

我々はここで質問をしなければいけません！監査法人の責任は？監督官庁である金融庁の責任は？

あれだけの粉飾決算を見逃しておいてですよ、監査法人では担当者がウソをついていたから分からなかった→よって、監査法人の理事の減給でゴメンナサイ、ついでにいえば金融庁は知らぬ存ぜぬ、を決め込んでいるようです。

？？？？

どうして誰も何も言わないのか？真実は私も分からないが、どうして新聞記事を読んで不思議だと思わないのか？

これをトカゲの尻尾切りといわずしてなんというのか、今回のように監査報告書にサインする公認会計士にすべての責任を負わせるのであれば、監査法人は何のために存在するのか、金融庁は何に対して監督責任を有しているのか？私の質問に答えてくれる報道機関はあるのだろうか？

私は中央青山が憎いわけでも何でもありません。私を育ててくれた組織ですから、むしろ多大な恩義を感じています。そして金融庁も私に公認会計士の資格を付与してくれています。当然に恩義があります。

だからこそ！

きちんと真実を解明し、これからの業界がよくなっていくように、今回の事件を本当の意味での教訓にしてほしいと思っていました。

残念ながら、事態はそちらの方向にいってはいないようです。

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