コロナの影響があるなかでも、ここ１０年間でTSMCの株価が１０倍、エヌビディアが６０倍になり、エヌビディアのPERは１００倍を超える水準になっているということです。

PERについては、アップルやマイクロソフトが３０倍超、アマゾンが８０倍程度ということです。

PERとは時価総額／純利益ですから、時価総額を回収するだけの利益が何年分あるか、という指標です。アマゾンのPERが８０倍ということは、今の利益水準が８０年間続くと、時価総額と実際に稼ぐであろう利益の総額が一致するというものです。簡単にいうと投資としては回収期間が８０年間かかるということです。

もちろん、投資家はアマゾンの利益ベースがもっともっとあがる、あるいは期待値があがり、株価が高くなるという想定をしているはずです。

こうした半導体、ITビジネスに資金が集まるのは、余剰資金が世界中にあるということと、半導体、IT事業に成長期待があることでしょう。

これだけ値上がりする期待があるということは想定どおりに進まずに、値下がりする可能性も高いということです。記事にもにありましたが、GAFAについては分割される可能性もあります。そうなると一気に将来への期待値が下がり、株価が暴落する可能性もあります。

基本的ではありますが、原理原則、基本を１つ１つ確認しながら、投資にも取り組む必要がありそうです。

半導体が世界にとてつもない影響を及ぼすワケ コロナ禍でも大型M&A連発､時価総額も急騰 | 最新の週刊東洋経済 – 東洋経済オンライン https://t.co/TOCrZ7KlHx #東洋経済オンライン @Toyokeizaiより

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) October 18, 2020

ITにマネー集中一段と　時価総額、世界で4分の1迫る：日本経済新聞 https://t.co/4u8uzcEPFW

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