ニューヨーク株価回復の背景に超個人投資家が増え、アント・グループが香港と上海へ上場申請、旧東芝メモリのキオクシアが10月上場へ、一方でキリンがオーストラリアの飲料事業の中国企業への売却が中止になっています。

対中関係の環境が悪化しているが、積極的に経済が動いているように見えます。

経済への影響はたしかにありますが、これは金融取引です。消費財を買ったり、サービスにお金を出したりという取引ではありません。あたりまえですが、実態経済とは別です。

特に株式の取引は新規上場を含めて将来の期待値をベースに取引がされているわけですから、今、株価があがっているからといって、将来がかならずしも明るいわけではない点には注意が必要です。

このパンデミック下でも、業績好調の企業もありますので、実態経済でも悪いことばかりではありません。

しかし、あらためて金融取引と実態経済が違うという極めて当たり前のことは、注意しておきましょう。
ついつい景気が良さそうな思考で、実態経済の意思決定をするのは危険です。

ニューヨーク株価急回復 背景に“超小口”個人投資家の急増か | NHKニュース https://t.co/RMGE9cTjCV

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) August 25, 2020

アリババ傘下アントが上場申請　1-6月純利益3200億円：日本経済新聞 https://t.co/PD0zJfajVb

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) August 25, 2020

キオクシアHD、10月上場へ　時価総額2兆円超：日本経済新聞 https://t.co/h2ObzwsNFP

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) August 25, 2020

キリン、豪飲料売却中止：日本経済新聞 https://t.co/J4YrH2E5o8

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) August 25, 2020

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