請求書の完全デジタル化のニュースです。ようやくハンコから解放される！と期待されるかたも多いと思います。もちろんそのメリットは大きいです。

本誌はもっと大きい可能性に注目しています。

請求データが電子化され、データが集中管理できたうえで、銀行口座でのやりとり、そして電子マネーのデータを有効管理すれば、税務申告の手間は大幅に減ります。会計監査の大部分も、省力化ではなく必要なくなります。

人の手を介さず、ミスや不正がおきようがありません。節税、脱税や不法献金や裏金などがなくなり、よりフェアな社会が近づいてきます。

現代社会の大きな問題点の１つに癒着、正直者が馬鹿を見る場面の頻発があるのではないかと感じていて、それを少なくともお金の流れの点で防止する効果のある施策については、ドンドン進めていっていただきたいと思います。

結果、税理士や会計士の仕事は大幅に減る可能性はもちろんあります。だからといって反対することなど絶対にせず、そのなかでも付加価値のある業務ができるために今から準備をしておく必要があると強く感じます。

請求書、完全デジタル化へ　仕様統一で政府・50社協議：日本経済新聞 https://t.co/x7hfzDbl9i

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) July 29, 2020

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