BBTナイトGym始まりました。
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自宅で脳に汗をかく。平日の２１時からオンラインでビジネススキルを鍛える、という、、、おう、な講座です。

昨日は財務セッションで、こんなテーマでした。

具体的には、その場で決算短信を選び、アドリブで１時間解説するというもの。

選ばれたのはワタミでした。
居酒屋事業で相当厳しいのでは、という会社でした。

さっそくIR情報で短信を確認しました。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/7522/tdnet/1838437/00.pdf

売上が約４％、４０億円落ち、営業利益は１０億円から１億円を切るレベルまで落ちています。

コロナの影響は間違いなく受けているのですが、いつからその影響が出ているのか、確認しました。こういう情報は決算短信や決算書には掲載されています。

ワタミでは「当社の近況について」という情報に掲載されています。
https://www.watami.co.jp/ir/library/recent/fy2019/

３月の売上が一気に落ちてるのがわかります。６０％、約４割減です。ざっくり計算すると年間売上が９４０億円くらいあったわけですから、月商は単純平均で８０億円、そのうち４割減ったとすれば３０億円以上の減収要因になります。これはが数ヶ月続いたら、、、相当厳しいです。

実際に４月の数値を見てみると、居酒屋業態の売上は前年比８％に落ち込んでいます。
https://www.watami.co.jp/ir/library/recent/fy2020/

もはや、すぐに資金ショートを起こしてもおかしくありません。しかし、ワタミが大規模資金調達したとかの報道はされていません。

よく見ると今利益の大半は、宅食事業であげており、こちらはコロナ問題後も堅調に推移しています。それにしても居酒屋業態の落ち込みは半端ではありませんから、厳しいはずです。それでも、居酒屋一本で勝負していたら、すでに資金ショートしていたかもしれません。

というようなイメージで、バランスシートとキャッシュ・フローについても説明し、約５０分。いただいた質問にもできる限りお答えする、という流れの６０分でした。

私以外にも６月だけであと８回セッションがあります。よろしければぜひご参加ください。

７月も登場することが決まりました。

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