トランビとバトンズのM&Aマッチングサイトが価格改定を発表しています。

トランビ価格改定について：
https://www.tranbi.com/information/detail/104/?utm_source=mail&utm_medium=email&utm_campaign=info_20200228&bdad=MjI1Ml8y&bdactcd=MjI1Ml8xNTU2Nw–

バトンズ価格改定について：
https://support.batonz.jp/hc/ja/articles/360009403453-%E6%96%99%E9%87%91%E8%A8%AD%E5%AE%9A

内容を確認しておくと、

トランビの場合、買い手の手数料が、成約価額の3%もしくは30万円（税別）のいずれか高い額となります。1,000万円未満の案件の場合、値上げになります。

バトンズの場合、買い手のバトンズへの手数料は値下げになっていますが、アドバイザーへの支払い別途必要と明記されています。

必ずしもユーザーにとってマイナスの影響ばかりではありませんが、趣旨として、マッチングサイトとしての利用料は低額、ただし最低報酬を確保しつつ、アドバイザーへの支払いもしっかりしてくださいね、という動きだと見て良いと思います。

小規模案件については、マッチングサイトもアドバイザーもはっきりいって儲かりません。
しかも、そういう案件の依頼主は経営管理でできていない、勉強もしていないことも多いのです。そうしたお客さまは、これから業者に相手にされなくなります。相手にする業者は、その業者自体のレベルが低いか、あなたを騙そうとしている可能性が高いといってよいでしょう。

これを避けるには自分で知識を得て、腹を割って相談できる場が必要です。M&AについてはJMAA（https://www.jma-a.org/）がその役割を果たしていきたいと思います。本気で動かないと簡単にできる問題ではありません。

自分の会社を売ったり、他人の会社を買ったりって、とんでもなく重要なことなはずです。それほど重要なことなのに、社長が、ほとんど何も知らずに業者に依頼するなんて、冷静に考えてみると恐ろしいことだと思います。この状況を変えるために、私達は正しい情報を提供しつづけていきます。

本誌は、M&Aを売り手、買い手、アドバイザーが三方良し、となるのが当たり前の世界の実現を目指しています。そのためには当事者が正しい情報を得て、安心して相談のできる場が必要です。その実現に向けて本誌は、日本M&Aアドバイザー協会で、以下のサービスやセミナーを提供しております。