トヨタとスズキの資本提携が発表されました。トヨタが5%弱のスズキの株を持ち、スズキもトヨタの株を0.2%を持つそうです。スズキは上場企業で5%の株は大株主でありますが、これでグループになったのかというと、それはいいすぎです。

今後、豊田章男社長が自動車業界の大変革期で、自動運転、車は所有から、使用へ、あるいは公共機関のような公共のものになるかもしれません。スタンダードをどこかとるのか、今はグーグルにかなりアドバンテージがあるかもしれませんが、わかりません。動力も電気に変わり、その後どうなるかわかりません。

日本勢で固まるというのが最適解かもわかりませんが、資本を持ち、必要な実務では連携をしてやっていく。お互いの人事交流や、技術交流だけでなく、ビジネスをしていればこそ、一緒にやっていけるのか、それが得なのか、それしかないのか、は具体的にわかっていくはずです。

この提携は失敗に終わるかもしれません。しかし、まずやってみるというスタンスはとても大事です。これはサイズが小さくても、むしろサイズが小さいからこそ、やってみないとわからない、いきなり大金を積んで買収をするということのリスクは大きいかもしれません。

まずやってみる、というやりかた、選択肢の１つとしてM&Aでも考えておくとよいでしょう。

トヨタ、スズキと資本提携　自動運転を共同開発　4.94％出資へ – 毎日新聞 https://t.co/ZoLyDK750H

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) August 28, 2019

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