車の燃費をさらに改善する必要があり、規制が強化されます。

欧州や中国はEV化、電気自動車化に向けて一気に進んでいますが、日本は後手に回っています。理由は、発電でしょう。
現在、原子力発電がほとんどできない環境では、主に化石燃料を使った火力発電が中心となります。電気自動車は環境に優しいですが、車を動かす電気を作るのに、環境に負荷がかかります。

原子力に変わる電力供給が見込めない状況では、いくら電気自動車を推進しても意味がないということでしょう。それならそれで仕方がなく、代替エネルギー開発に全力を傾けるしかありません。

問題は方向性を決めていないことでしょう。原発をやめるならやめる。その場合のデメリットも国民が明確に理解する。そのうえで、方向性を決めていけばよいはずです。なんとなくことなかれ主義で進めていくことには限界もあるはずです。

一方で日本の自動車メーカーも海外売上が相当増えています。日本のマーケットを重視できなくなっています。政府が国民が大きな方向性について合意をしておかないと、彼らも日本のマーケットにより力をいれることができなくなってしまうでしょう。

１つ１つ大切なことについて、理解し、情報提供し、考えて、方向性をつける。当たり前ですが、なかなか実現できていないことも多いはずで、私達も常に意識をしていかなければならないことなのだと感じています。

車燃費3割改善義務　30年度目標：日本経済新聞 https://t.co/p1mbu9z6Wo

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) 2019年4月23日

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