トヨタ、ソフトバンクの新会社、モネにホンダと日野も資本提携で参加すると報道されています。

記事によると、モネは昨年９月に設立され、配車サービスや自動運転の宅配などを手がける計画ということで、自動運転の技術そのものを開発する会社ではなさそうです。

しかし、将来は100億円の資本金にもっていくという話ですが、現時点の出資額は、20億円（資本金となっているので、もう少し出資額は多い可能性もあります）。自動運転そのものの開発をしていくには、投資額が少ないように見えます。

自動運転は技術力そのものに加えて、実際のテスト運行を繰り返し、問題を解決していくプロセスが重要で、それには時間もコストも相当かかるはずです。グーグルが進んでいるのは、その実績のはずで、後から追いかけるのであれば、彼ら以上のスピードをあげて開発、テストを繰り返していく必要があり、日本の自動車メーカーもそれに気づいているので、こうした動きが加速するのでしょう。

自動車産業は本当に日本の経済に与える影響は大きく、彼らが海外でビジネスをするので、それについていって国際化を果たしている企業もたくさんあります。その意味で日本の自動車メーカーの負け＝将来の日本経済にあたえる影響も甚大なはずで、ここはどうしても負けられない戦いのはずです。それにしては、少しスピードがない、また国内でもももっともっとテスト走行ができる、これは法整備になりますが、環境作りも重要になってくるのではないかと感じます。

トヨタ×ＳＢ新会社は「モネ」　ホンダ・日野と資本提携：朝日新聞デジタル https://t.co/aCu2QFnlOc

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) 2019年3月28日

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