中小企業M&A仲介企業の業績が絶好調、ネットマッチングサービスが存在感を増し、M&Aの成約件数が史上最高を更新しています。
まさに業界においては、絶好調です。

しかし、ユーザーから満足の声が聞かれることがとても少なく、一方で不満の声が上がり始めています。

細かいことはここでは触れませんが、根本的な原因は

売り手、買い手の準備不足です。

M&Aは親族内承継も含めて、他人に会社を託すわけですから、私企業から、他人に対して説明責任を負う企業にならないといけません。
自分たちで自分の会社の事がわかっていない、他人に説明できない、またそもそも他人に買ってもらう強みもない、その状況で苦しんでいます。

本来的には、会計事務所が企業を支援できる立場にいますが、彼らも顧問料の減少に対して余計なサービスを提供できず、結果として会計事務所はM&Aの現場で期待するほど重要な役割を果たせていません。

この問題を解決するには、M&Aの知識だけではなく、ビジネスそのものに対する知識、経験が必要です。
こうした知見を増やすことが簡単ではなく、したがって現状の問題がくすぶり、解決できていないのだと思います。

本誌は、M&Aを売り手、買い手、アドバイザーが三方良し、となるのが当たり前の世界の実現を目指しています。そのためには当事者が正しい情報を得て、安心して相談のできる場が必要です。その実現に向けて本誌は、日本M&Aアドバイザー協会で、以下のサービスやセミナーを提供しております。