日経新聞がマツダのROEが低く、それが原価率の高さにあり、商品ラインナップが多く、効率的でないという趣旨の分析をしています。ぜひ原文をご覧ください。

分析としてはそのとおりなのでしょう。投資家からの評価をあげるためにはそれも当然です。商品ラインナップを減らし、原価率を下げる、結果、利益率の向上、ROEの向上へつながるわけです。

その結果、顧客は選択肢の幅が減り、コストカットされた車を買うことになります。そのバランスをとるのが経営であり、経営者であるわけですが、これは簡単ではありません。

これを決める１つの要素が、哲学で、うちの会社は何をしたいのか、という発想や定義が必要です。そのうえで資金調達ニーズの高低などの要素を加味しながら、経営判断をしていかなければならないわけです。

The Nikkei Newspaper has analyzed Mazda’s low ROE, attributing it to high cost ratios and an inefficiently large product lineup. Please refer to the original article.

The analysis is likely accurate, and to improve investor evaluations, reducing the product lineup and lowering the cost ratio, resulting in higher profit margins and ROE, is essential.

However, this would reduce customer choice and result in cars produced with cost-cutting measures. Balancing these aspects is the role of management, which is not easy.

One factor in making these decisions is the company’s philosophy, defining what the company aims to achieve. Along with considering factors like funding needs, these elements are essential for making sound management decisions.

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