マイナポイントが使われすぎてセブン銀行が12億円の損失計上という記事です。
ホンマかいな、という内容ですが、かいつまんでいうと以下の状況のようです。

１）マイナンバーカード普及のために国が予算をつけて、マイナをつくったらポイントあげます、というキャンペーンを開始
２）セブン銀行もそれに乗り、ナナコポイントをつけることにした
３）当然、そこにかかるコストは国から支給される前提であった
4)支給はされたが、その支給額の前提として、セブン銀行が想定していた失効率（ポイント付与されても全額使われることはなく、一定の人は実際には使わないため、その利用されない率のこと）を大幅に超えて、ナナコポイントが使用され、国からの補填が12億円不足した
5)国に補填を求めるがダメだった

あとからいえば、こんなイベントで大量にまとめて付与されるポイントが通常の買い物時にチマチマ付与されるポイントと同じように使われるはずはなく、見込みが甘かったとは言えます。あとから言うのは簡単です。

それにしても見込みが甘かったとか、色々ありますが、国の政策に乗ることも悪いことではありません。
しかし、自社の負担なく、商売ができるというのは、やはり無理があります。ハイリターンにはハイリスクがつきものです。

皆がリスクをとって経営すればよいわけではありませんが、基本的な仕組みに戻り、自らがなにかを提供して稼ぐ、という原理原則を常に見直すことは、いうまでもなく、大切なことなんだと、あらためて感じさせるニュースでありました。

ーーー以下、ChatGPTによる英訳ですーーー
The situation revolves around Seven Bank incurring a 1.2 billion yen loss due to the excessive use of MyNaPoints, a campaign aimed at promoting MyNumber Card utilization by offering points for creating a card. Seven Bank participated, offering Nanaco Points under the assumption that costs would be covered by government funding. However, the actual usage of Nanaco Points far exceeded the bank’s initial expectations regarding the expiration rate, leading to insufficient compensation from the government and leaving the bank with an unrecovered deficit. This highlights the inherent risks of relying on governmental policies without fully accounting for potential costs.

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