PBR1倍以上の企業が101から147社へなった、あーよかった、という記事なのだと思います。

全体で何社の話をしているのか、という点が気になるわけですが、日経225銘柄ということですので、225社分が全体です。
101というのは１年前の話です。ということは日経225のうち半分以下しか、PBR１倍を超えていなかったわけです。
それが147になったというのは、まだまだ途中過程といってよいでしょう。

PBR１倍以下というのは、純資産が大きすぎる、利益が小さすぎる、など理由はあります。
これを放置できないので、投資家にとって経営効率の悪い企業は、同意なき買収を進めよう、それはOK、と経済産業省もガイドラインを出したわけです。

上場した以上、それは当然で、投資家にとって少なくとも経済的に不利益な状態を続けるということを放置しておく、ということが許されるはずはありません。

なんとなく難しいことを要求されているように感じることもあるのですが、当たり前のことを当たり前にいわれているんだよね、という共通認識ができるようにはすぐにでもなってほしいと思うのです。

ーーー以下、ChatGPTによる英訳ですーーー

The increase in companies with a PBR (Price to Book Ratio) above 1 from 101 to 147 among the Nikkei 225 firms is seen as a positive development. It indicates an improvement in the valuation of these companies, suggesting a shift towards better management efficiency or profitability. This change, however, still leaves room for further progress. The Japanese Ministry of Economy, Trade and Industry has issued guidelines encouraging acquisitions to address inefficiencies, reflecting a push for better corporate governance and investor returns.

本誌は、M&Aを売り手、買い手、アドバイザーが三方良し、となるのが当たり前の世界の実現を目指しています。そのためには当事者が正しい情報を得て、安心して相談のできる場が必要です。その実現に向けて本誌は、日本M&Aアドバイザー協会で、以下のサービスやセミナーを提供しております。