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トランプがUSスティール買収を阻止するというが、よく考えてみよう

本誌ですでに書きましたが、日本製鐵がUSスティールを買収します。

https://ma-japan.info/archives/150410

トランプがこれに反対しているのですが、その理由が雇用を守るということです。

USスティールというと全米最大手のイメージがありますが、以下のランキングでもわかるように、2022年において生産量が世界26位、アメリカでも3位です。さらに2位のCleveland-Cliffsの2倍の金額で日本製鐵が買収するわけで、株主にとってもwelcomeなはずです。

https://worldsteel.org/steel-topics/statistics/top-producers/

まさか日本製鐵が買収したからといって、アメリカ人をやめさせて全部日本人にいれかえることなどできるはずもありませんし、現地の雇用は絶対に必要です。業績改善のためのリストラに伴う人員削減は当然ありえますが、それは株主が日本製鐵でなくても変わりなく、トランプの主張に理屈はありません。

しかし、USスティールのようなアメリカにとって大切な会社を海外、ましてや日本になんか売っていいわけないだろう、という主張に対する賛成意見は多いのだろうと思います。理屈やファクトでなく、感情、感覚だけの意思決定は大きな誤りを産む可能性がありますし、難しいことを考えたくないと諦めてしまうと、簡単に詐欺にひっかかったり、意味不明の陰謀論に賛同しがちなので、注意が必要です。

ーーー以下、ChatGPTによる英訳ですーーー
Nippon Steel’s acquisition of US Steel is a significant move.

https://ma-japan.info/archives/150410

Despite opposition from Trump, citing employment concerns, this acquisition doesn’t imply the replacement of American workers with Japanese employees. US Steel, despite its stature, ranks 26th globally and 3rd in the U.S. in production as of 2022.

https://worldsteel.org/steel-topics/statistics/top-producers/

Nippon Steel’s purchase, at double the value of the second-ranked Cleveland-Cliffs, is expected to be favorable for shareholders. The decision-making process in such strategic acquisitions often involves complex considerations beyond just financials and can evoke strong emotional responses, highlighting the need for careful consideration and analysis.

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